【小説紹介】村上龍「69~sixty nine~」

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みなさんこんにちは~!

双極性ブロガーひかる(@hikaru3blog)です。

 

今日は高校生のぼくが1番影響を受けた小説の紹介です。

 

村上春樹が毎年ノーベル文学賞の期待がかかっています。

 

なので、小説家で村上といえば” 春樹 ”が大半かなって印象です。

 

村上龍を知らない方が楽しめる小説なので紹介します。

 

 

 

簡単なストーリー紹介

 

舞台は、1969年長崎・佐世保。

 

学生運動まっただ中な日本。

 

やんちゃなケンやん・イケメンのアダマ・気弱なイワセの3人の高校生が、女の子にモテたいがためにいろんな事を考えます。

 

前年の1968年には、東大の安田講堂事件があり、東大の入試が中止されたり。

 

佐世保港にアメリカのエンタープライズって空母の入港で、めちゃくちゃなデモがあった年。

 

ケンやんにはそんな事はどうでもよくて、逆にそれを利用して

 

「好きな女の子の気を引くためだけに、佐世保北高をバリケード封鎖」

とか

「可愛い女の子を集めたいがために、ロックフェスをやる」

とか。。。

 

楽しいことをやる動機は、全部女の子

 

動機が不純なのに、そこは高校生。詰めの甘さが見える過程が面白い。

 

 

バリケード封鎖

 

少しネタバレになりますが、面白いポイントのひとつなので紹介します。

 

かなりの人数を仲間にできた3人が、夜中に北高へ侵入し、テキパキ役割を果たすんです。

 

ただひとつだけ、誤算だったのが下痢になったものがいた。。。

 

調子ノリのケンやんは、そいつに校長室の机にウ●コさせる。

 

思想にウ●コは関係ないw

 

 

刑事にまでお世話になった時のケンやんの父が男目に見てカッコいい。

 

あまりネタバレ出来ませんが、こんな父親ってカッコいい。

 

そう強く印象に残る場面が、バリ封前後に描かれます。

 

 

 

ぼくが読んだのも主人公と高校2年

69

28年物です^^;

 

出版が1987年で、たまたま高校の友達が貸してくれたのがきっかけ。

 

30年近く経ちますが、写真は当時買ったものです。

 

あとがきの言葉に衝撃と影響を受けたので、一部引用します。

 

こんなに楽しい小説を書くことはこの先ないだろうと思いながら書いた。

この小説に登場するのはほとんど実在の人物ばかりだが、当時楽しんで生きていた人のことは良く、楽しんで生きていなかった人(教師や刑事やその他の大人達、そして従順でダメな生徒達)のことは徹底的に悪く書いた。

楽しんで生きないのは、罪なことだ。わたしは、高校時代にわたしを傷つけた教師のことを今でも忘れてはいない。

数少ない教師を除いて、彼らは本当に大切なものを私から奪おうとした。

彼らは人間を家畜へと変える仕事を飽きずに続ける「退屈」の象徴だった。

そんな状況は、今でも変わってないし、もっとひどくなっているはずだ。

(中略)

退屈な連中に自分の笑い声を聞かせてやるための戦いは死ぬまで終わることがないだろう。

(集英社:村上龍「69」あとがきより)

 

 

 

大人が奪おうとしていた大切なものって「時間」だったのかな?

 

高校生の時から今でもそう思っています。

 

これって、平成元年の本です。28年前に、もう彼には今の日本が見えていたんですね。

 

映画化がされているけど・・・

 

2004年に妻夫木聡主演で実写化されています。

 

封切り日に見に行きましたが・・・

 

原作のイメージ通りだったのは、ケンやんの父役の柴田恭平さんくらいかな。

 

本で面白いポイントが、映像化には具合悪い内容なので、カットされて別の話みたいでした。

 

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めっちゃちなみになんですが・・・

 

ぼくがこの本を読んでいた高2当時の担任が、村上龍の佐世保北高の後輩でした。

 

(先生自身は別の大学に進学したようです。)

 

渡して読んでもらったんですが、先生にとってはかなり前の話。。。

 

でも、バリケード封鎖は本当にあった話で、佐世保ではどえらい騒ぎだったようです。

 

その本も今は文庫本になってて、リーズナブル。

 

クスッと笑える小説なので、ススメた人はみんなハマりました

 

北朝鮮の特殊部隊が福岡を占拠するってリアリティーのある話「半島を出よ」もおすすめしたい。

 

今の北朝鮮情勢から考えると、小説がリアルになるかも。。。

 

 

 

 

ひかるでした★

 

 

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