HSPでメンタルヘルス社員の扱いで悩まない。確実に戦力化できるシンプルな方法

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月間約10万アクセスのブログの運営者。HSPであることがわかってから、自分のあり方を模索中。双極性障害2型・PTSDを現在治療中。スナップカメラマン。 【詳しいプロフィールはこちらで~す



こんにちは!ひかる(@hikaru3blog)です。

 

この数年、HSPという気質がブームになり知られるようになりましたが、その中にはうつ病や双極性障害の患者も少なからず存在しています。

ぼく自身も双極性障害で休職と復職を繰り返し、のちにHSPであると分かりました。

 

今回はHSP社員のうちで、労働人口の中心になる25~60歳に限ると0.7%(100万人)の罹患者がいる双極性障害(躁うつ病)社員にスポットを当てました。

 

今後もメンタルヘルスを抱える社員が増える予測。

しかしながら、その扱いが分からなく、社内でも避けられがちな問題。

一見無理に見えるでしょうが、十分に戦力化できる方法があります!

部署だけでなく会社にも大きなプラスになり、人材を求人に頼らなくても十分にやっていけます。

 

人事部で障害者枠の採用・教育で試行錯誤した経験

また、メンタルヘルス復職をした当事者としての経験。

両方の視点から、病気復職者のベストな戦力化をご紹介します。

 

病気復職社員を戦力化する3ステップ

 

双極性障害社員の戦力化スケジュールのイメージ

 

会社の内規などである程度決まっていると思うのですが、双極性障害に関しては次のスケジュール感がスムーズ。

 

「本人とよく話し合って上で」が大前提。

 

本人は強い責任感があるので、休職や降格って自殺に繋がる事があるためです。

 

 

ステップ1.勤務が出来ると主治医が判断するまで休職させる。

 

本人にとっては休養に徹するのが1番。

 

ですが、、、その本人は自分が会社から排除されているかも知れない。」と、危機感を感じます。

 

いままで頑張ってきた自分がポイッと捨てられるようで、心がとても乱れてかなりの暴言を吐くか、落ち込んでワンワン泣きじゃくるか。

 

はじめの一歩のココで意志のズレがなければ、戦力化したも同然と言っても過言ではないです!重要なステップになります。

 

ステップ2.しっかりと話せるカウンセラーがいる病院と連携強化する。

 

目的は、「人に気持ちを話すのが苦手」であるのがこの気質。

ゆえに、再発の可能性を最小限にしつつ最短距離で復職の可能性がある

 

ぼくは半年で復職出来ました。

 

自分以外の複数人を見てきて、カウンセラーのいる通院した人のほうが、復職率は高くて1年以内に就労許可が降りていました。

(1)完全予約制待ち時間がない。
(2)診察だけの心療内科よりも話す時間をしっかり取る。
(3)検査などで病状をはっきり知れる。

など、本人が早期に復職可能になるので、労使ともにいい方向の話です。

 

後ほど、詳しくお話しします。

 

3.リワークプログラム(復職支援プログラム)に参加させる。

地域医療の連携が進んでいる自治体を中心に、病院内に復職支援施設を設けて実施しています。

 

リワークプログラムについては悪いニュースがあります。

会社側が医師の指導を守らないために病状を悪化させているのが現状。

 

 

うつ病にかかる前に人事関係の仕事をしていた頃には、患者や医師の意見が甘っちょろい話に感じていました。

しかし、当事者になると元通りに働けるのに、その導入部分で骨折などケガから復職する感覚でいる受け入れ側の「歩み寄り」は、ありがたいものののそれがプレッシャー。

 

また、会社側が「医者は何も分かってない」とよく言いますが、業務を優先するとたしかにそうかも知れません。

「医師が会社の現状を知らないから自由に言いやがって。」

ではなく、会社に患者が将来的に迷惑かけないために「精一杯の最善」を提案しています。



せっかく復職に向けて頑張る社員の努力が、台無しになっているのが残念。

しかし、その業務が出来る人間をイチから育てるよりも、出来る人間を元に戻す方が賢明な判断。

 

主なリワークプログラム(復職支援プログラム)先

  • 各都道府県にある障害者職業センター・・・ハローワークにも募集要項あり。
  • うつ・気分障害協会(MDA-JAPAN)・・・東京近郊で4大卒など条件あり。

 

 

精神疾患は、インフルエンザくらいの重い身体症状で仕事するイメージして欲しい。

 

病気休職社員に上司が取るべき行動3つ

 

上司が診察に同行するなど、主治医と連携する。

 

会社側が分からない原因となるのが、

診断書の情報だけでは医師の診断意図をつかめない。

また、自分に経験がない病気にどう対処していいのか分からない。

 

こういった声を耳にしますが、「積極的に医師と関わること」で解決できるんです。

 

1番分かりやすいのが診察に同行することですが、上司や人事の都合もあるので電話で質問すると言う方法もあります。

 

ぼくの就労許可が降りる前には、上司と後任の人事担当が交代で診察に同行。

主治医に復職後の注意点を聞いて会社にフィードバックしていました。

もちろん、うつ病を発症する前のぼくも人事業務でやっていたこと。

 

 

病気休職社員の家族と連携する(カウンセラーは重要!)

 

次に社員の家族からも現状などの話を聞いて、会社と家族とが連携する事でさらに本人についての情報を得ることが出来ます。

 

カウンセラーにかかっている場合は、医師よりも的確なアドバイスが得られる場合があるので、特に重要です。

 

HSPは他のメンタルヘルス患者よりも、日常からカウンセラーが必要です。

自分を抑えがちな気質ゆえに、意見を言えない傾向にあります。

 

長期の病気療養をさせて、社員の回復を優先させる

 

うつ病や双極性障害などの精神疾患は、短期間で回復するものではありません。また、再発の可能性もある病気です。

しかし、しっかりと休養を取ることで確実に治っていくのも事実。

本人が安心して、治療に専念出来るようは配慮が望ましいです。

 

双極性障害障害を知るのには、第一人者の医師の書いた本が参考になりました。

患者自身よりもむしろその周りにいる人が理解しやすい印象で、記事化しています。

 

双極性障害の症状から治療までわかる、この一冊の本を読まないと損

2016.09.23

 

 

病気復職が順調に進む配慮3点

 

 

人が1番プレッシャーやストレスがかかるのは、自分が成功したかった場所で失敗して、そこへ再び戻るとき

 

病気になった事が失敗ではないのに、本人は重大なミスを犯した後ろめたさを感じています。

 

復職後には、ソフトランディングすると安定して働けるようになるので次の点に気をつけてください。

 

本人の仕事への責任や権限を部署でお互いをフォロー

 

病気になった時と同じ職務に就くには時間が必要。また、以前と同じ能力を求めると再発の危険度がアップ!

一度解放して軽い心の負荷で済むように、権限や責任を小さくしてください。

 

 

仕事を現状に合わせる、降格や配置転換で負担を減らす。

 

本人と重大に話し合った上で、治療からの回復を安定させる意図での降格・配置転換も重要ポイント。

 

ステップ1でも書きましたが、メンタルをやられると自分の存在が必要かどうかに怯えるものです。

 

「人事部の実績を持つあなたもいきなり、望まない降格・配置転換を言われると気持ちが穏やかでなくなりませんか?

人事をやってきて健常者でもトラブルになるのは、こういった部分を押し付けた場合。あなたの会社でも同じですよね。」

 

 

復職後しばらくは、あたたかく見守る。

 

一番やってはいけないパターンを先に。

「十分休んだから、慣らし運転は1ヶ月でいいよな?」など、デリカシーない発言が治りかけた心を粉々に破壊します。



休職開けの社員のいる部署でもNG。

 

戻ってきて慣れないうちにプレッシャーはかけないでください。

 

 

HSPの病気休職社員は、隠れたハイスキル人材である理由

 

HSP社員が隠れたハイスキル人材の理由5ポイント

 

次にあげる特徴を持つ人が、HSPには多いですが気づいていますか?

 

  • 些細な変化に気づくので危険察知能力が高い。
  • ここ一番の集中力に優れている。
  • 機転や洞察に優れている。
  • 優しい気質で敵を作りにくい。
  • 仕事に熱意を持って取り組む。

 

すべてを持つ人は少ないですが、この内のいくつかは確実に持つ人が多いんです。

 

反面次のような事も言われがちです。

  • 疲れやすい。
  • 自分の意見を言わない。
  • 物足りなさを感じる。

 

刺激に敏感な気質ゆえに、「大事で圧をかける人に恐怖しか感じない。」「活気に圧倒されて、疲れ切ってしまう。」などナイーブさのマイナス面も。

 

病気になる前はどんな人だった?

精神障害者手帳

 

先ほども書きましたが、会社や組織では欲しがられる性質を持った人が多いですが、精神疾患になった原因とも考えられます。

 

病気になる前の特徴として

・ナチュラルハイに見えて、人に好かれやすく頭の回転が速い。

・実績や評価も高く、堅い方法で説明するので説得力がある。

 

こういった印象を周りが持っていたと言うことは、元々あるポテンシャルと言えます。

上手くやれば、新卒や中途採用よりも手堅く有能な社員を確保できます。

 

 

HSPを活用する3ポイント

hsp

 

HSPとは?会社になじめなく転職が多い私。強い感受性に生きづらさを感じる

2018.03.30

こちらはHSPに向けた適職記事ですが、配置転換や要員配置を考えた時、みすみす不向きなところに勤務させて潰してしまうよりも、「後方支援」などナイーブさが武器になる仕事で活用するのはいかがでしょう?

 

派手なアピールが苦手なHSPですが、日本人が好む繊細さや細やかな仕事が得意分野。

 

雑でスピード重視の仕事には不向きですが、そこで活躍する社員のフォロー役にはバッチリです。

お客様や他の社員と不要なトラブルを未然に防ぐのも、上司の管理能力が問われるところ。

HSPの得意分野を上手く活用することで、チーム内バランスを取りやすくなりますね。

 

 

まとめ

 

会社の規模に関係なくメンタルヘルス問題を抱えていますが、解決方法を企業が知らないという側面もあります。

メンタルヘルス患者は排除して、健康な社員を雇えばいい。という状況でないのは求人状況でよく理解されてますね。

求職者は、企業のマイナス情報にも敏感で、退職者がつぶやく会社の裏情報はあっという間に広がってます。

 

病気や障害を持つ社員が長く働いている会社こそ、健常者の人材流出もしにくいのも事実。

 

高いハードルではありませんので、隠れたハイスキル人材をぜひ戦力化してください!

 

ひかるでした☆彡

 

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